りんごの改植を進めています

剪定も終了し、次の作業はりんごの改植です。改植とは植えてからかなり年月が経った老木を伐採し、若い苗木を植えていく作業です。りんごの場合は一般的に25年から30年が寿命と言われています。もちろん30年以上の老木でも美味しいりんごが穫れるのですが、数が少なかったり、果実が大きくなりません。ちなみに当園で一番古い木で約40年ほどの老木があります。

改植は一年で大量の老木を切って若い苗木を植えるのは大変なので数本ずつ計画を立てて数年がかりで進めていきます。

今年は老木を10本ほど切って苗木を30本ほど植えました。

改植には古い根っこを取り除くためのショベルカーや丸太を運ぶトラクター、新たな苗木を植える際には大量の水が必要になるので、水を運ぶためのSS（スピードスプレイヤーと言って本来は果樹の防除作業に使う自走式の噴霧器のような車です）などたくさんの機械が活躍します。

改植は暖かくなり根っこが動き出す前に終わらせないといけないため家族総出で一気に進めます。

おかけで２日間で今年分の改植は全て終了。

終わった後は全員泥だらけです・・・

改植も終わり次は桃の摘蕾作業です。こちらはまた次回更新します。