暑い🥵まだ梅雨明け前なのに30度越えの日が続出しています💦
ぶどうは枝が日よけのように直射日光を遮ってくれるため、ももやりんごの作業に比べたらだいぶマシですが・・・
今年も酷暑が予想されているので徐々に暑さに慣れていかなければ!
今年は送風機付きジャケットを購入しようか真剣に悩んでいます。
さて、タイトルにあるように今回はぶどうを栽培していく中で特に重要な作業になる「軸長調整(じくちょうちょうせい)」を紹介します。
そもそも軸長とは「一番上の粒から一番下の粒の付け根までの長さ」のことを指します。
6月の前半に「房切り作業」をして房の長さを約3㎝にしましたが、2週間ほどで3倍の長さ約10㎝まで伸びました。
前回のブログで紹介したぶどうから種を無くす「ジベレリン処理」を実施して5日くらい経つと一つ一つの粒が肥大してきます。このまま育てていけばいいと思うんですが、これだと粒が多すぎで一つ一つに養分が行き渡らず、粒が肥大せずに小粒なシャインマスカットとなってしまいます。
立派な房にするためにここで余分な粒をまとめて落としていきます。それが「軸長調整」です。
このあと生育に邪魔になる下向きや上向きの粒を一つ一つハサミで落とす「摘粒」作業をしますが、この軸長調整では房の上から順に粒をまとめて一気に落としていきます。
ここで約5㎝から6㎝まで軸長を切り縮めることで摘粒作業の軽減になります。
こんなに短くして大丈夫か!?と不安になったりしますが、ここで軸長を長めにしてしまうと「だら房」といって粒が肥大せずになで肩状のカッコ悪いシャインマスカットになってしまいます。
ここは不安な気持ちを奮い立たせ、思い切って短く切り縮めていくメンタルが重要になってきます!!
一通り軸長調整が終わると今度はこの房の中で不要な粒を一つ一つ落としていく「摘粒」が始まります。
それはまた次回ご紹介します。
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